人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「東京新聞」(「中日新聞」)、「AERA」、「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)、「読売新聞」、「北海道新聞」、長野県の地方ラジオなどで取り上げられました!

お陰様で最近また「俳句弾圧不忘の碑」&「檻の俳句館」が新聞・雑誌・ラジオなどで取り上げられました。
以下、画像やリンクを添付致します。 
ありがとうございました。

「東京新聞」&「中日新聞」(全国版、2018/03/19夕)
「東京新聞」(「中日新聞」)、「AERA」、「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)、「読売新聞」、「北海道新聞」、長野県の地方ラジオなどで取り上げられました!_e0375210_09171523.jpg
「AERA」(2018/03/19号、金子兜太追悼特集、斎藤貴男筆)
「東京新聞」(「中日新聞」)、「AERA」、「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)、「読売新聞」、「北海道新聞」、長野県の地方ラジオなどで取り上げられました!_e0375210_15202013.jpg
AERA電子版:
 
毎日新聞社「俳句あるふぁ」(2018年春号、金子兜太追悼特集、マブソン青眼筆)

「東京新聞」(「中日新聞」)、「AERA」、「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)、「読売新聞」、「北海道新聞」、長野県の地方ラジオなどで取り上げられました!_e0375210_15212031.jpg


「読売新聞」「俳句欄」(2018年3月19日)矢島渚男先生選
「東京新聞」(「中日新聞」)、「AERA」、「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)、「読売新聞」、「北海道新聞」、長野県の地方ラジオなどで取り上げられました!_e0375210_13304566.jpeg

「北海道新聞」2018/3/25 「風」論説

「東京新聞」(「中日新聞」)、「AERA」、「俳句あるふぁ」(毎日新聞社)、「読売新聞」、「北海道新聞」、長野県の地方ラジオなどで取り上げられました!_e0375210_11382454.jpg
おりの中にいるのは 岩本茂之

 来るはずだったあの人の姿は、信州の空にあった。

 2月25日、野山が見渡せる長野県上田市の丘で、碑の除幕式が開かれた。

 「俳句弾圧不忘の碑」。戦前の治安維持法で投獄された俳人を忘れず、思想・言論・表現の自由を訴える。

 揮毫(きごう)したのは、呼びかけ人の俳人金子兜太さん。5日前の20日に98歳で亡くなった。

 「兜太忌は、特高に拷問されて(1933年に)亡くなった小林多喜二の忌と同じ2月20日です」。碑建立に尽力したフランス出身の俳人マブソン青眼さんの言葉に驚く。

 戦争で無残な死を見、反戦を願う兜太さん。きっとこの日を命日に選んだのだろう。

 碑には、多喜二と同様、北海道ゆかりの細谷源二(1906~70年)の句が刻まれている。

 英靈をかざりぺたんと坐(すわ)る寡婦 細谷源二

 夫の戦死という喪失にうちひしがれる姿が浮かぶ。

 源二は、道内の結社「氷原帯」を創始し、本紙の俳句選者も担当。東京生まれ。敗戦直前に空襲で焼け出され、十勝管内豊頃町に入植した。

 とび職の子に育ち、旋盤工を20年務め、町工場を営む。

 夕日が射すと機械油(オイル)の光る俺達かな

 鐵工葬をはり眞赤な鐵うてり

 汗と油にまみれ働く人々の哀歓を詠んで共感を誘う。

 治安維持法の時代で、31年の満州事変に始まる十五年戦争のさなかだったが、俳人たちは、想像以上に自由に反戦や社会風刺の句を詠んだ。

 戦死せり三十二枚の歯をそろへ 藤木清子

 憲兵の前で滑つて転んぢやつた 渡辺白泉

 だが、太平洋戦争前年の40年から、俳人40人以上が摘発される。源二も「英靈―」を収めた句集を出し、特高の刑事に寝床に踏み込まれた。

 取り調べで源二は、髪をつかまれ、こづき回され、泥靴で頭を蹴られた。そして「日本を共産国にするために、俳句をもって労働大衆を強化し、革命に導く役目をした」と書くよう強要される。

 そんな意思などなかったが、「私はくやしさに涙をぽろぽろとこぼしながら、早く釈放されたいために、嘘(うそ)をまことしやかに書き上げた」。自著「泥んこ一代」に詳しい。

 懲役刑となり、2年半、おりの中で過ごした。

 兜太さんの師、嶋田青峰の句も碑にある。留置場で喀血(かっけつ)し病を悪化させ死去した。

 「マブソン君忘れるな。戦争は必ず言論の自由の否定から始まる」。兜太さんは警鐘を鳴らした。源二自身も「戦争に持ち込むための地ならし的検挙で、私のようなざこ一匹たりとも容赦はしなかった」と振り返っている。

 気づけば言論や思想の統制が進み、いつしか太平洋戦争に突入し、敗戦への道を転げ落ちていった…。

 「同じ道をたどるかのようだ」と当時と今を重ね合わせた兜太さん。「下からの弾圧が怖いぞ」とも言った。

 公共施設が反戦や原発の集まりに貸し渋ったり、美術館が政治批判の作品を撤去したり。1回の自粛が既成事実化し、多様な価値観が奪われ、重苦しい空気が醸成される。

 マブソンさんは除幕式の参加者に問いかけた。「弾圧された俳人の方が本当は心が自由だったのではないか。おりの中で生きているのは、私たちの方ではないのか」と。


「檻の俳句館」紹介番組 長野県地方ラジオ2018/3/29 (9分)↓↓(以下クリック)
上記のラジオ番組のブログ:






by showahaiku | 2018-03-16 15:27